昨夜、たまたま付けたテレビに釘付けになりました。
始まったばかりの番組は、「新プロジェクトX ~挑戦者たち~」でした。
昨年訪れた薬師寺の東塔がすぐに思い浮かびました。

国宝である東塔は、2009年(平成21年)に全面解体による保存修理事業が行われ、
2021年(令和3年)2月に竣工したというのは『東塔縁起』でも読んでいましたが、
どんな風にその改修工事が行われたのかは想像することができなかったのです。
この番組を見て、改修工事に携わった方々の苦労を知ることができました。
全解体修理は、1万3千を超える部材を取り外し、組みなおすという空前の難工事
だったそうです。
東塔修理の棟梁を務めたのは、金堂・西塔を完成させた〈伝説の宮大工〉西岡常一
さんの仕事を引き継いだ石井浩司さん。
大講堂も完成させ、技術では誰にも負けないと自負していました。
ただ、〈伝説の宮大工〉西岡常一さんの『創建当時の職人である「工人の心」に
なって仕事をしなさい』という言葉の意味は謎のままでした。
国宝である東塔の修理は簡単には決まりません。
工事が始まるまでの期間、他の仕事はすべて断っていたため、その間の生活を
支えてくれたのは妻の幸代さんでした。
心柱にはシロアリにより3mの空洞ができていましたが、これを切らずに残す
方法を考え実行した〈文化財修理のスペシャリスト〉松本全孝さんもすごかった
です。
直径90cmの心柱の中に入って作業をするため、夕食を抜いて体重を10キロ減ら
したのだそうです。
工事は完成しましたが、石井さんの妻の幸代さんは51歳の若さで癌で亡くなって
しまいます。
天武天皇が皇后の病気に際して建立を発願し、本尊は薬師如来、病気平癒の寺で
ある薬師寺の大改修をしたのに、何だかとても理不尽に感じてしまいました。
ただその時に、石井さんは『「工人の心」になって仕事をしなさい』という言葉の
謎がわかった気がしたのだそうです。
最後はもらい泣きしてしまいましたが、この番組を見てから薬師寺に行きたかった!
と強く思いました。
昨年は、特別公開された塔の中の「釈迦八相像」にばかり注目してしまったからです。
調べてみると、今年も特別拝観ができるようです。
にわかに奈良に行きたくなってきました!
秋は横浜と軽井沢♪っと思っていましたが、やっぱり奈良に行って、東塔をもっとしっ
かり観てこなくてはと思っています。
この番組は、9/7に再放送がありますし、NHK+でも視聴できるようです。
ご興味のある方はぜひご覧になってください。
昨年、薬師寺を訪れた際のブログはこちらです
↓
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