オミクロン株の出現により、コロナの感染拡大に歯止めがかからない状況になってきました。
それでも、いつも全国マスク工業会認定の不織布マスクを着けているし、人ごみにはまったく
出かけていないし・・・とどこか他人事のようにとらえていたことは否めません。
先週、個人的なお仕事の関係で人と会うことになりました。
その業者さんとの間を取り持ってくれたのがパソコンが不得手な高齢の叔父だったため、ZOOM
ではなく、喫茶店で3人で直接お話をしました。
打ち合わせに使用した喫茶店は入口の自動ドアがずっと2枚分空いている状態で、そのドアから
3メートルくらいの場所にあるソファに座りました。
換気というよりほとんど暖房も効いていない状態で、コートを膝にかけて寒さに耐えていたのを
思い出します。
お話をしていた間はもちろんお互いにマスクをしたままでしたが、お茶を飲むときは、片耳だけ
マスクを外しました。
ただ、喫茶店にアクリル板はありませんでした。
また、打ち合わせの後叔父が世間話を始めてしまい、さえぎることができずに1時間近くお話して
いたと記憶しています。
翌日、お会いした業者さんから、発熱したという連絡が入りました。
ただ、病院の予約がなかなか取れず、受診できるのは午後5時半だというのです。
その方がコロナだったらどうしよう?
私や叔父は濃厚接触者になるのだろうか?と不安になります。
前の晩は家族と一緒に食事をしてしまったので、そちらも気になります。
夕方、業者さんからコロナ陽性との連絡がきました。
ただ、保健所からの連絡は明日以降と言われたとのこと。
私たちが濃厚接触者に当たるのかどうかは、保健所の判断を待たなければいけなくなりました。
濃厚接触者の定義をHP等で確認しましたが、一番気になるのは「手で触れることのできる距離
(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、コロナ感染者と15分以上の接触があっ
た者」に該当するかどうかです。
マスクはしていたけれど、飲み物を飲むときはずらしていて、接触時間は1時間・・・
特にオミクロン株は感染力が強いということなので、この基準すら信用できるのか心配になります。
とはいえ、最終的には保健所が総合的に判断するということなので、家族とは接触しないように
し、保健所から連絡があるまで自宅待機をするほかありません。
そんな中、保健所の業務がひっ迫し、濃厚接触者は陽性者から連絡することになるというような
ニュースもテレビで見かけるようになりました。
今回、陽性になった方に保健所から連絡がきたのは、コロナの診断を受けてから4日後でした。
私たちは濃厚接触者ではないという判断だったそうです。
とてもホッとしましたが、陽性者の方はその間保健所の経過観察等もなく放置されたわけです。
幸い軽症だったから良かったのですが、心細い思いをされたと思いますし、そのご家族も大変な思い
をされたと思います。
そして、待っている間こちらも何もしていなかったわけではありません。
その際に何があったのか、何を感じたのか、備忘記録として書いておきたいと思います。
まず、濃厚接触していたとなった場合、こちらも感染している可能性があります。
保健所の連絡を待っている間に、PCR検査ができないか調べました。
都内で無料のPCR検査をしている薬局を調べ、家から一番近いウエルシア薬局に電話を掛けました。
今の状況を説明すると、濃厚接触者及びそれに準じる人は無料検査の対象ではないというのです。
しかも、PCR検査は通常業務と並行して行っているので、その店舗では1日に6人しか検査ができない
ということでした。
朝10時から整理券を配布するのですが、8時前には行列ができ、あっという間に6人になってしまう
のだそうです。
体調の良い人でも、寒い早朝に2時間も外にいたら風邪をひきそうですよね。
有料の検査キットがないか尋ねると、それも売り切れているとのこと。
無料検査が全く機能していないと知りました。
ほかのもっと大きな店舗だと対応が違うかもしれないとのことで、別の店舗にも電話してみました。
そちらでは、(私は対象ではありませんが)翌日のPCR検査まですでに予約でいっぱいとのこと。
ただ、有料の検査キットは販売しているということでした。
有料の検査キットは2種類あり、15,000円のものと2,980円のものがあるということで、その違いを
聞いてみました。
15,000円のものは陰性証明が出る(証明書の発行には別途お金がかかる)、2,980円の方は陰性証明が
出ないし、検体を郵送する必要があるので結果が出るまでに時間がかかるということでした。
私は自覚症状もなく濃厚接触者かどうかも微妙だったので、2,980円の物を選びました。
家で説明書を読むと、郵送では時間がかかるので、無料の回収サービスを始めたとのこと。
これはうれしいと思い、早速容器に唾液を採取しました。
ところが、さて回収を頼もうとすると、翌日の予約はもう一杯です。
翌々日に回収されて福岡県の検査機関に届いてから結果がでるまでに24時間となると、
まだ3日ほどかかりそうです。
しかも、採取した検体を長時間放置しても大丈夫なのかも気になり始めました。
ということで、郵送するか宅急便で送ろうと考えたのですが、もし感染していたらと考えると
一番誰とも接しないのは郵送だと考え、速達にしてポストに投函したのです。
ところが、その話を親族にしたところ、たいへん怒られてしまいました。
新型コロナウイルスのPCR検査の検体を郵送する場合には、昨年2月以降、検体を不活化し、
医療機関等と同等の厳格な三重包装(WHOの基準を満たした「UN3373」の表示がある箱に
入れる)ことになったのだそうです。《詳細は
こちら》
考えてみれば、もし陽性者の検体が入っている容器が途中で破損したような場合、郵便局
職員の方の安全が確保できなくなってしまいます。
とはいえ、そのことを知っている人がどのくらいいるのでしょうか?
検査キットの説明書をもう一度しっかり読むと、「送付する場合には各配送業者の規約に
従って梱包し」と書いてありましたが、気持ちが動転している状態では目に入りません。
ちょっとホッとしたのは、保存液の中に不活化剤が入っていたことです。
また、検体容器をチャック付きのビニール袋に2重に入れたのですが、そのなかに『吸収剤』
というものを入れるよう指示があったのですが、それが万一容器が破損しても唾液を吸収する
ようになっていたことが分かりました。
後は、郵便局から要件を満たしていないとして差出人の私に検体が戻ってくることが懸念され
ましたが、なんとか翌日には検査センターに到着したようで、『ウイルスは存在しません』と
いう結果がメールで届きました。
(ただし、この検査では状況が高リスクか低リスクかの判断しかしてくれません)
偽陰性ということもあるし、このような方法での検査が万全であるとも思えませんが、とりあえず
ホッとしたことは事実です。
その後、「UN3373」はどこで売っているのかと探してみましたが、10箱単位で8,250円など
購入するのをためらう金額でした。
そうであれば、検査キットを販売する事業者が「UN3373」の箱を付けて販売するといった対応が
求められます。
また、これだけ検査が増えているのであれば、検体を送る場合どのような梱包が必要になるか等の
情報をきちんと周知して欲しいと思ってしまいました。
しかも、この検査キットをよく読むと、感染予防の一環としての検査を目的とししてるため、
発熱等の症状がある人や濃厚接触者はお断りしていると書いてありました。
叔父は木下グループのPCR検査センターに行ったそうですが、HPには感染症予防の一環として
医療行為が不要にもかかわらず検査の必要性がある人を対象に、その負担を軽減する目的(帰省
するとか飛行機に乗るとかを想定しているのでしょうか?)で行われているため、発熱等の症状
がある人や濃厚接触者はお断りすることがあるとの記載がありました。
保健所がきちんと機能して濃厚接触者を特定し、検査につなげている状況であれば問題はないの
ですが、今回のように保健所の判断が遅れたり届かないような場合には、濃厚接触が疑われる人
たちは、どこでどうやって検査をしたら良いのでしょうか?
コロナが流行してから2年が経つというのに、こんなに検査体制が整っていないことに愕然とさせ
られました。
また濃厚接触者となった方が、パソコンやスマホが使えない高齢者だったような場合には、こんな
乏しい情報にすらつながらないのです。
今回のことを教訓に、今のうちから抗原検査キットを購入しておこうと考えました。
ただ調べてみるとネットで購入できるものは「研究用」で、厚生労働省承認済みで信頼度の高い
「体外診断用医薬品」のキットは薬局でしか購入できません。
こちらも症状が出てしまったら買いに行くことは難しそうです。
しかも、値段が1つ3,000円~5,000円くらいするそうです。
世田谷区など自治体で無料配布しているところもありますが、うちの地域ではそのような施策は
ありません。
たとえば4人家族で一人2回分などと考えると、購入するにはちょっと厳しい金額です。
しかも最近では検査キット自体が不足して購入が難しくなっているようです。
尾身会長の「人流抑制より人数制限」という発言に波紋が広がりましたが、今回コロナの波に
飲み込まれかけた私が思ったことは、100人でも1,000人でも10,000人でも、その中にコロナの
人がいなければ感染はしないということです。
今までの生活の中で、自分以外の社会全般に対して、とても気を使って感染対策をしてきました。
その反面、よく知っている知人や友人などとは、なぜかコロナに感染しているとは思わずに接して
きてしまったように思います。
保健所が濃厚接触者に手が回らなくなり、陽性者自身で連絡することになったそうですが、陽性者は
きちんと濃厚接触者と思われる人に連絡するのでしょうか?
また連絡を受けた人が全く無症状の場合、今のような検査もできない状況で、きちんと10日間自宅
待機してくれるのでしょうか?
検査体制を拡充し、濃厚接触者やその疑いのある人に、一定期間の待機とその間の数回の検査などを
行い、陰性であれば極力短期間で社会復帰していただき、陽性になった場合にはできる限り自粛して
いただく・・・
そんな方法が取れればよいのですが、今はPCR検査も抗原検査もキットが不足し、検査体制も追いつ
いていない状況です。
人を見たらコロナかもとは思いたくありませんが、しばらくは電話やZOOMでコミュニケーションを
とるしかないのでしょうか?!
いまさらですが、この2年の間にもう少し何とかできなかったのかと残念に思います。
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