2011年 05月 04日
青一色!
試合開始1時間前には最寄り駅に到着したのですが、電車の中、駅から
の道路にも、フロンターレのレプリカユニフォームを着た人たちがあふれて
いました。
スタジアムに到着すると、既に応援は始まっていて、太鼓の音とともに、
青い旗が大きく振られています。
川崎フロンターレ対ジュビロ磐田というカードだったので、スタジアムは
青一色に染まっていました。
どちらを応援しているというわけでもなかったのですが、フロンターレ関係
の方からチケットをいただいたので、とりあえずフロンターレ側の席に座り、
落ち着かない気分で昼食を食べながら、試合開始を待ちました。
試合が始まると、フロンターレサポーターたちの熱いこと!
ゴール裏の方たちは、ずっと飛び跳ねていましたし、私たちの席の少し上
でも、30代の男性たちが大きな声で歌ったり手拍子したりしています。
これって、ライブと同じなの?って思ってしまいました。
その高揚の中に身を投じてしまえば、きっととても楽しく、興奮することが
できるのでしょう。
最初はおずおずと、そのうちに少しずつ掛け声のかけ方もわかってきて、
サポーターたちと一緒に手拍子してみました。
フロンターレ優勢で試合は進むのですが、なかなか1点が取れません。
0-0で試合は終わるのかと思った瞬間、フロンターレの小林悠が、Jリーグ
初得点となるゴールを決めました。
唸るような歓声・・・
私も、思わず拍手していました!
(その前に、ジュビロの川口がシュートを止めたときにも、拍手しかけちゃっ
たんですが・・・)
試合終了のホイッスルとともに、観客席ではサポーターたちが青いタオルを
振り回します。
とても大きな力を感じた瞬間でした。
家に戻り、TVをつけると、ベガルタ仙台の試合の様子が映っていました。
自粛ムードの中で、野球やサッカーが行われることの意義を頭ではわかって
いたつもりです。
とはいえ、被災地ではない川崎という場所ではありましたが、実際サッカー場へ
行ってみて、地域振興や地元チームへの愛を痛切に感じました。
こんなふうに、被災地の方も楽しみながら、明日への力をもらえたら良いなぁと
思います。