2010年 08月 23日
ちょっと前のお楽しみ(その1)
久しぶりにミュージカルを観てきました。
市村正親と井上芳雄が主演する「キャンディード」です。
最近では、佐渡裕のオペラ版も有名のようですね。
どんなお話かも知らず、市村さんが出演すると聞いてとりあえず出かけた私には
非常に衝撃的な内容でした。
ミュージカルといえば、明るく楽しく、子供も大人も楽しめる健全なものだという
先入観があったのですが、この舞台はR-15にした方が良いんじゃない?と
思ってしまうようなハラハラさせるセリフ満載なんです。
主人公は井上芳雄演じる純真な若者キャンディード。
男爵の城に暮らす私生児で、市村正親演じる哲学教授パングロスから楽観主義を
教わります。
男爵の娘クネゴンデと恋に落ちるのですが、身分違いを理由に城を追い出され、彼女
との再会を願って諸国を放浪するのですが、戦争や地震、宗教裁判、嵐などの災厄
が次から次へと降りかかることになります。
こうやってストーリーを書いてみると、とても真面目な話のように聞こえるのですが、
実はたくさんの人が死に、その人たちがいつの間にか生き返り、梅毒だのレイプだの
といった単語が飛び交う仰天の舞台なんです。
最終的には、楽観主義者パングロスと悲観主義者マーティンのどちらも間違っていて、
人生には楽しいことも悲しいこともあるんだよ!というあまりにまともな結論に達します。
フィナーレでは、みんな幸せに暮らしました、というおとぎ話なんですけれどね(笑)
でも、歌もダンスもとても素晴らしかったです。
その前に見た劇団四季の舞台よりも、はるかに見応えがあるように感じました。
そういえば、ライオンキングだった坂元健児さんも出演していましたよ(^^ゞ
主演の井上芳雄は、遠目にはあまり華のある役者さんには見えなかったのですが、
後半になるにつれ、歌声は素晴らしく響き、途中で私の横の通路を通って行ったとき
にはオーラが感じられ、やっぱりカワイイっ!!と目がハートになっていました。(笑)
世の中のしがらみをすっかり忘れて楽しむひとときも、とても大切ですね!


