カテゴリ:本( 36 )

3か月に1度くらいは、読んだ本について語ろうと思っているのですが、書評を
書くのには結構な気合が必要なため、のびのびになっていました。

近頃は小説ではなく、ノンフィクションや評論を読むことが多くなっています。
若いころは恋愛小説しか読まなかったのに…(苦笑)
だんだん頭の回転が悪くなっているせいか、ただの娯楽より、もう少し考えさせ
られるものを読みたくなっているようです。

最近では、日曜日の朝に新聞の書評欄を読んで、気になったものはすぐに公立
図書館に予約するという習慣が復活しています。
何年か前までは、図書館にリクエストカードを書きに行っていたのですが、最近は
HPからネット予約ができるので、とても便利です。

図書館の本を利用するのはやはり年配の方が多いのか、新聞を読んでネットで
すぐにリクエストすると、あまり待たずに本が手にできたりします。
私の後ろに何十人もの予約が入っていたりすると、ちょっと優越感・・・(笑)

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読んだ本を、覚えておくのも書きとめるのも面倒なので、借りてきた本をこうやって
並べて、デジカメで撮っておくのが私の習慣となっていましたが、今はそれすらして
いないことも多いので、うろ覚えの読書記録です。

一度に10冊ずつ借りることが多いので、読み切れない時は延長するのですが、結局
読まずに返すこともあります。
通常は、電車移動のときしか本を読む時間が取れないのですが、図書館の貸し出し
期限に追われるせいで、読書がはかどっているのかもしれません(^^ゞ

葉田甲太   『僕たちは世界を変えることができない。』
ちきりん   『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』
高橋源一郎 『「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について』
ゲッツ板谷 『板谷式つまみ食いダイエット』
池 東旭   『韓国大統領列伝―権力者の栄華と転落』
李 承雨 『植物たちの私生活』
孔 枝泳 『トガニ 幼き瞳の告発』 『私たちの幸せな時間』
山田 昭男 『日本一社員がしあわせな会社のヘンな”きまり”』
中村 仁一   『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
有川 浩   『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』『別冊図書館戦争Ⅰ』
        『別冊図書館戦争Ⅱ』『三匹のおっさん』『三匹のおっさん ふたたび』『植物図鑑』
堀川 惠子 『裁かれた命 死刑囚から届いた手紙』
ジェフリー・アーチャー   『百万ドルをとり返せ!』
波多野 都(原作:篠崎 絵里子) 『眠りの森の熟女』
荻原 浩 『あの日にドライブ』
柴崎 友香 『わたしがいなかった街で』
真保 裕一 『デパートに行こう』
湯浅 誠 『ヒーローを待っていても世界は変わらない』
碧野 圭 『書店ガール』『辞めない理由』
三浦しをん 『舟を編む』
松尾 由美 『9月の恋と出会うまで』
山里 亮太  『天才になりたい』
有吉 弘行  『嫌われない毒舌のすすめ』

さて、その感想は・・・
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by candlevoice | 2013-01-09 19:38 | | Trackback | Comments(0)
今年の2月に、昨年末から読んできた本の感想を書いたきり、いつのまにか3か月が
過ぎようとしています。
この間に読んだ本、観た映画やドラマ(といってもDVDですが)、聴いたCDなどについて
一言書こうと思いながら、ゆっくり時間が取れずにいます。

このまま放置すると忘れてしまいそうなので、とりあえず備忘記録しておきますね(^^ゞ

この3か月、読んだ本はあまり多くありません。
以前ご紹介した「廃用身」に、ちょっと心を打ち抜かれてしまって・・・

この小説は、前半では医師・漆原糺が出版社の編集部長・矢倉に説得されて執筆した
“Aケア”の経緯を綴った原稿という形を取っており、後半では、前半の原稿が漆原の
遺稿であったこと、漆原の過去や“Aケア”報道に対する対応などが、矢倉の視点で語ら
れています。

医師・漆原糺は、老人のデイケア医療に携わるなかで、脳梗塞などで動かなくなった
“廃用身の切断”という画期的な治療法を思いつき、職員と話し合いを重ね、患者
の同意を得て、“Aケア”(切断)という治療?を始めます。

切断後、その患者を担当するヘルパーや家族は、患者の体重が軽くなったことで
肉体的負担が軽減され、患者は意のままにならない部分がなくなり、褥瘡が良くな
ったり、うつ症状や認知症が改善されるなど、前半では“Aケア”の良い面ばかりが
強調されて書かれています。

こんな治療法が認められるはずがないと思いながらも、こういう考え方も程度問題では
アリかもしれない、と思わされてしまうのが不思議でした。

ところが、その治療法が医療ジャーナリストによって、“患者の手足を切る悪魔の所業”
などと書き立てられ、治療された患者も実際は《本心からの同意》ではなかったと言い
始め、自殺する者、家族を殺す者など凄惨な描写が続きます。
そして最後には、この医師と妻も自殺してしまうのです。

「廃用身」は、老人医療において本当に正しいことはなんなのか、とても考えさせてくれる
小説でした。

私は、脳梗塞の後遺症でほとんど意識がないまま、1年半ベッドで寝たきりだった人も
知っています。
また、認知症で食事がとれなくなった高齢者に《胃ろう》から食事をとらせることも、とても
難しい問題だと考えています。

こんなに医学が発達していなければ、「食事がとれなくなること=死ぬこと」だったはずです。
本人がしっかりしているうちに、《胃ろう》になっても生きたい!と明確に意思表示していれば
もちろんOKだと思いますが、家族が選択するのはとても難しいのです。

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ということで、最近は「自分の死に方」ばかり考えていたりします(^^;

ピンピンコロリが理想でも、元気だと重い病気になってもなかなか死ねないですからね~(^^;

あっ、話がずいぶんそれてしまいました。
ということで、久坂部羊さんの作品をたくさん図書館で借りてみました。

ちょっと怖くて、まだ小説には手を付けていないのですが、「日本人の死に時 そんなに
長生きしたいですか」と「大学病院のウラは墓場―医学部が患者を殺す」を読みました。

う~ん、ちょっとヘビーだけど、頭の中はフル回転しています。
今日は、北原茂実さんの『「病院」がトヨタを超える日』を借りてきました。
国民皆保険の良いところと問題点について、色々考えてみたいです。

とはいえ、そんな重い本だけでは肩が凝りますよね?!
そのほかに読んだのは・・・

曽野綾子『老いの才覚』
木村 裕一『あらしのよるに』
平安寿子『おじさんとおばさん』
立花 胡桃『ユダ』(上下)
久保寺 健彦『GF(ガールズファイト) 』
田代 親世『恋する韓流』
高田 郁『夏天の虹~みをつくし料理帖7』
他にも読んだかもしれませんが、あまりに昔のことで思い出せません(^^;

『あらしのよるに』の絵本が好きだったのですが・・・
小説版は、オオカミのガブ=男性、ヤギのメイ=女性という対比があまりにステレオタイプ
的に感じてしまって、私にはあまり共感できませんでした。

『ユダ』は、J-WAVEの東京 REMIX族で、しょこたんが自分の母親のお勧めの本と言って
いたので読んでみたのですが・・・
もう上巻の途中で投げ出したくなりました。

一人の女性がキャバクラで№1になりのし上がっていくお話ですが、お客さんに借金させて
まで貢がせるというお話は、あまり気分の良いものではありません。
それに、元彼と書いてモトカノと読ませたりするのも、よくわからない・・・

DVDの紹介もしようと思っていたのですが、なんだか長くなったので、また次回UPしますね!
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by candlevoice | 2012-05-20 22:58 | | Trackback | Comments(0)

生老病死

ずっと前から読んだ本の感想を書こうと思っていたのですが・・・
言葉を選んでいるうちにどんどん敷居が高くなり、なかなか書けないでいたら、
書評が書ききれない冊数になっていました(^^ゞ


有川 浩 『県庁おもてなし課』
西原 理恵子原作『女の子ものがたり 映画ノベライズ版』
平 安寿子 『あなたにもできる悪いこと』『あなたがパラダイス』『コーヒーもう一杯』
中田 宏 『政治家の殺し方』
篠田 節子 『純愛小説』
勝 桂子 『いいお坊さん ひどいお坊さん』
桂 望美 『恋愛検定』
中村 勝雄 『パラダイス・ウォーカー』『もう一度、抱きしめたい』
小林 亜津子 『はじめて学ぶ生命倫理』
宮田 雄吾 『「生存者」と呼ばれる子どもたち』
宮本 輝 『骸骨ビルの庭 上』『骸骨ビルの庭 下』

約2か月の間に読んだのはこんな本です。
面白かったものも、読み終えたらストーリーさえ思い出せなかったものもあります。
もしかしたら、他にも読んだことすら忘れている本があるかもしれませんね(笑)

橋下 徹・堺屋 太一 「体制維新-大阪堵」
渡部 良三 「小さな抵抗」
三浦 しをん 「三四郎はそれから門を出た」

今、読みかけている本はこの3冊ですが・・・
戦時中に捕虜を殺せという命令に逆らったため、凄惨なリンチを受けた渡部さんが、
戦場の日常と軍隊の実像を歌に詠んだ「小さな抵抗」は、たぶん全部読めないまま
図書館に返してしまうことになりそうです。
あまりにも凄惨で、読んでいると暗い気持ちになってしまいます。

若いころは小説を一気に読むのが好きでしたが、今は2・3冊並行して読むのも好き
になりました。
ノンフィクションや評論なども交えて読むほうが、気分転換にもなるようです。

そんな中で、ちょっとだけご紹介したいのは2冊の新書です。
1冊にはひどくがっかりし、1冊はとても興味深く読むことができました。

私の個人的感想なので、多くの人とは違う意見なのかもしれませんが・・・

勝 桂子さんの『いいお坊さん ひどいお坊さん』
葬式仏教を批判するだけでなく、生きづらさを乗り越えるための寺院・僧侶 との
正しい付き合い方を探る本として、amazonでも評価が高い本でした。
けれど、私には納得できないところが多く・・・

お布施をたくさん要求すればひどいお坊さん、そうでなければ良いお坊さんなので
しょうか?
たくさん払ったとしても、お気持としてたくさん払いたいと思えるような親身なお坊さん
だったら良いお坊さんなのかもしれませんが、ただ寄り添うだけなら、カウンセリング
でも良いはずです。
その根底にあるはずの「仏教」についてほとんど書かれていないのです。

お墓や葬式を排除する理由が、子供に迷惑をかけたくないためという人が増えて
いるとありますが、本当でしょうか?
そもそも、少子化や非婚率の上昇で子供が減ってきているのに、〇〇家という
お墓を継承していくこと事態が難しくなっています。

肉食をしていようが、妻帯していようが、子供を私立の学校に入れていようが、
お布施をたくさん要求しようが、「仏教」の教えを説き、世のため人のために働いて
いるのなら・・・とも思いますが、今はお布施の行き先が見えません。

私が「いいお坊さん ひどいお坊さん」というタイトルから、もう少し仏教に踏み込んだ
内容の本だと勘違いしてしまったせいなのかもしれませんが、全体的にもの足りなく
感じました。

小林 亜津子さんの『はじめて学ぶ生命倫理』
これは、「いのち」は誰が決めるのか という副題がついている通り、 医療が発達した
現在、自分の生命の決定権を持つのは、自分自身なのか医療者なのか、それとも親
なのか? 生命倫理学が積み重ねてきた《いのちの判断》について問いかける本です。

第1章 いのちの「終わり」は誰が決めるのか
第2章 子どもの医療は誰が決めるのか
第3章 判断能力は誰が決めるのか
第4章 いのちの「質」は誰が決めるのか
第5章 双子の生死は誰が決めるのか
第6章 いのちの「優先順位」は誰が決めるのか
第7章 いのちの「始まり」は誰が決めるのか

具体的な事例による問いかけで、深く考えさせられます。
ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思いました。

これから読もうとしているのは・・・
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by candlevoice | 2012-02-24 20:04 | | Trackback | Comments(0)

自転車操業?!

図書館で本を借りるようになり、たくさんの本を読んで充実した日々を送っています!

そんなふうに書きたいところですが、現実にはヘロヘロな生活を送っています。
というのも、図書館に本を返しに行くと、また借りたい本を見つけてしまい、常に自宅に
借りた本が10冊と言う状況なんです。

しかも、借し出し期間は2週間なのに、ついつい韓国ドラマを観てしまい、期限が来る
前日に一夜漬けのように読みふける事になります。

それでも読み切れないときは、貸出期間を延長するのですが、うちの近所の図書館
では、他の方のリクエストが入らなければ、2回までの延長が認められています。

ネットでも延長手続きができるので、気軽にどんどん新しい本を借りていたのですが、
先日とうとう上下巻の本の下巻だけ、期限に間に合わなくなってしまいました。
すると、あと2回延長できるはずの別の本も、ネットでは延長不可になってしまいます。

とにかくこの本を読みおえて、今夜中にブックポストに返却に行かないと・・・
そんな自転車操業な毎日を送っています(^^;

それなのに、アマゾンもポチっとしてしまうので私の机の上はこんな感じ(>_<)

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この1か月に読んだのは・・・

内館 牧子『エイジハラスメント』
桂 望美『嫌な女』・『ハタラクオトメ』
高橋源一郎『恋する原発』
宮本 輝『三千枚の金貨』上・下

しかも、その間に30話もある韓国ドラマも何本か観ています。
睡眠時間が短くなるわけですね。

これも、リア充っていうんでしょうか?(苦笑)
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by candlevoice | 2011-12-27 01:17 | | Trackback | Comments(0)

つんどく!

買った本だけでなく、最近図書館にも通い出してしまったため、家には
本があふれています。

今はほとんどが「積読」状態ですが、全部読めるかな?!

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「愛しの座敷わらし」は、東京から田舎に引っ越した一家が、座敷わらしとの
出会いを機に家族の絆を取り戻してゆく、ささやかな希望と再生の物語です。
読みやすくほのぼのしたストーリーですが、感動するほどではないかも(^^ゞ

とはいえ、仕事から帰って、暗い自分の部屋のドアを開けた時、誰かいるのでは?
っと周りを見回してしまうようになりました。
紺絣の着物に、髪を頭のてっぺんで結んだちいさな子供がいたら、それが愛しの
【座敷わらし】です!
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by candlevoice | 2011-11-26 22:25 | | Trackback | Comments(0)
「インドア生活」というタイトルを入れようと思ったら、昨年の11月にも同じタイトルで
ブログを書いていたことが判明しました。

11月は、私にとっても《読書の秋》なのでしょうか?
秋の夜長は、なぜか本が恋しくなるようです。

最近読んだのは、こんな感じ・・・

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平安寿子さんの作品は好きなので、出かけた帰りにふらっと立ち寄った本屋で、
思わず買ってしまいました。
恋愛が嫌いなわけではないけれど、それがすべてではないと思う20代から30代
の3人の女性の生き方は、リアルで納得できます。

そして、勝山実さんの「安心ひきこもりライフ」ですが・・・
40代までひきこもりを続け、障害者年金を貰って生活している方の主張を、一度は
読んでみたいと思っていたのですが、読み終わったときには、なんともいえない
気持ちになりました。

何度も挫折し、社会に適応できなかった人たちの苦しさをわかりたいと思っているの
ですが、それができない自分の度量の狭さを痛感してしまいます。

そんな時は、パーっと楽しく!
ということで、久しぶりにミュージカルを観てきました。

瀬奈じゅんさん主演の「ニューヨークに行きたい!!」は、日本初上陸のドイツ
ミュージカルで、老人ホームから駆け落ちした二人の老人のそれぞれの子供が、
ふたりを一緒に探すうちに恋に落ちるというわかりやすいお話です。

とはいえ、老人ホームでの生活は幸せなのか?とか、主人公がキャスターという仕事
と恋のどちらを取るか?とかちょっとした問題提起もあり、ゲイのカップルが出てくる
など、少し詰め込み過ぎの感はあります。

でも、歌と踊りは素晴らしく、フィナーレの華やかさはやっぱりミュージカルならでは!
という感じでした。

そして、一番最近読んだのは「愛しの座敷わらし」です。
それ以外にも、読みたい本が家にたくさんありますので、続きは次のブログに書かせて
いただくことにします。
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by candlevoice | 2011-11-26 19:38 | | Trackback | Comments(0)

このミステリーを探せ!

今日、不思議な事件が起こってしまいました。
バッグに入れたはずのものが、突然消えてしまったんです!

私の部屋で、きちんと確認してエコバッグに入れたのに、駐車場にある車に
乗りこむ時に、エコバッグを落としてしまったところ、中に入っているはずの
物が足りなくなっていたんです。

きっと家にあるのだろうと、そのまま出かけたのですが、戻ってきて家の
中を探しても、玄関や駐車場を探しても見つかりません。

だれか、このミステリーを解決して下さい。

そのミステリーとは・・・
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by candlevoice | 2011-11-05 22:54 | | Trackback | Comments(0)

読書の秋?!

先日読んだ、あさのあつこさんの「ランナー」が面白かったので、続編の
「スパイクス」も借りて読んでみました。

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う~ん・・・・・

走ることがあまり得意でない私には、「風が強く吹いている」や「一瞬の風になれ」
のような陸上競技をテーマにした小説は、風を切る爽快感の疑似体験ができて
とても好きなのですが、この小説は陸上競技だけでなく、家族の問題もテーマに
しているため、とにかく重いんです。

なんだか「バッテリー」の陸上競技版という感じ?!
主人公が高校生であることと、既視感があるせいで、「バッテリー」を読んだ時の、
これが本当に児童書なのか?っという感動と驚きはありません。

とはいえ、これが続いていくお話しなら、やはり続編も読んでみたいと思います。

あっ、こんな私でも高校の時は、テニス部で冬場は毎日8キロ走っていたんですよ。
もちろん、もっと体が軽かったんですけどね(^^;

「自分のアタマで考えよう」は、いつもブログを読んでいるちきりんさんの新刊です。
こちらはまだ読み始めたばかりですが、面白そうです。

とはいえ、最近また韓国ドラマにハマっていてなかなか読書の時間が取れません。
近頃なんだか、頭の中身が溶けているような気がします(^^ゞ
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by candlevoice | 2011-11-05 22:19 | | Trackback | Comments(0)

平等ゲーム

突然あなたの前に、瀬戸内海に浮かぶ『鷹の島』(完全に平等なユートピア)への
勧誘員が訪ねてきたらどうしますか?

勧誘員はこう話します。

『鷹の島』では、すべてのルールは住民全員の投票で決まります。
仕事は4年に一度抽選があり、すべての収益は住民に公平に配分されます。
島の住民の数は一定なのですが、欠員が出たので移住のお誘いに来ました。

さて、この島はユートピアなのでしょうか?
それとも・・・

そんなお話が、桂望実さんの『平等ゲーム』です。
桂望実さんの小説は、どれも面白いのですが、この小説も気軽に読めるだけでなく、
いろいろ考えさせてくれました。

というのも、ちょうど横浜のOB会に行った翌日に読み始めたのですが、先輩の言った
一言について、ずっとわだかまりが残っていたからです。

それは・・・
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by candlevoice | 2011-10-18 23:58 | | Trackback | Comments(0)

一期一会?!

最近気になっている作家、高田 郁さんのデビュー作「出世花」を読みたいと、
ネットで検索したのですが、2008年に出版された祥伝社文庫は入手不可と
なっていて、がっかりしていました。

ところが、先日ふと立ち寄った近所の小さな書店で、みをつくし料理帖シリーズ
を刊行しているハルキ文庫から、新装版として出版されている「出世花」を
見つけてしまったんです。

すべての雑誌が1冊ずつ平置きされているような、時代に取り残された小さな
書店で、ネットでも見つからない本を発見出来たときは、本当に奇跡のように
感じました。

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この作品は、妻敵(めがたき)討ちの旅に出て無念の死を遂げた武士の娘が、
「艶」から仏縁の「縁」と改名し、三昧聖(亡骸を湯灌して清め、浄土に旅立てる
よう導くもの)として成長していく姿を描いた時代小説です。

これをデビュー作にするなんて、凄い作家だと思います。

湯灌というのはちょっとショッキングなテーマでしたが、高田さんの他の作品でも
感じられる、心地よいあたたかさに触れることができました。
「出世花」もゆくゆくはシリーズ化されるようなので、楽しみに待ちたいと思います。


その他にも、一期一会はありました。

以前、《マイノリティーの憂鬱》というタイトルで紹介した「Papa told me」という
漫画が、こちらもYoung You ComicsからQueen's Comiicsに版を変えて、
3冊出版されていることに気が付きました。

これは、私が貸していた(差し上げた?)本を送り返してくれた友人のおかげです。
Young You Comicsの1巻から10巻までが手元に戻り、さて、この漫画は最後
はどうなったんだろう?っと調べたところ、この3冊を手に取ることができました。

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知世ちゃんが、以前よりふっくらと子供らしくなっていますが、内容はやはり哲学
的で、私の好きな世界観は変わっていませんでした。

そして・・・
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by candlevoice | 2011-06-01 00:08 | | Trackback | Comments(0)

つれづれに思うこと、写真などを載せていきます


by candlevoice