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千と千尋の舞台~九份へ

観光ツアー3日目は、まだまだ続きます。
高雄→台北ときて、次は九份を訪れました。

小さなバスに乗り換えて九份に向かいましたが、曇天の空が余計に
雰囲気を高めています。

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古い家並みは、どこかで見たようなノスタルジックなイメージですね。

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さて、九份といえば、映画『千と千尋の神隠し』のモデルになった町として
有名なのだそうです。

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宮崎駿監督が訪れたという『阿妹茶楼』は、急な階段の途中に建っています。

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この仮面も、映画のキャラクターのヒントになったとか・・・

せっかくなので、私たちもこちらでお茶を飲むことにし、台湾の烏龍茶の正式な
入れ方も教えていいただきました。

こちらが最初に出てきたお菓子です。

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ゴマのクッキーのようなもの
落雁のようなもの
そして、ウーロン茶漬け?の甘い梅のお菓子(白い粉がまぶしてあります)

どれもおいしかったのですが、特に梅のお菓子が最高でした!
私は今でも、この梅のお菓子を探し求めているんです。

さて、肝心なお茶ですが・・・

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まずは、茶器にお湯を入れて温めます。

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烏龍茶は一杯目はこぼし、二杯目を縦長の湯飲みに注ぎます。

その後、その縦長の茶器から普通の茶器へとお茶を移すのですが、
この縦長の茶器は、烏龍茶の香りを聞くためのものなのです。
お茶を移した空の茶器には、しっかりと烏龍茶の香りが残っていました。

さあ、おいしく入ったお茶をどうぞ!

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烏龍茶は、茶葉を急須の1/4ほど入れるので、おいしいお茶を何杯でも
楽しむことができました。

熱々に沸いたやかんから、急須にお湯を入れ、それを茶海に移し、小さな
茶器へと注ぐ作業を繰り返していると、なんだか心がゆったりとしてきます。

『阿妹茶楼』からは海が見え、とても幻想的でした。
夕方から雨がしとしと降りだしましたが、九份には雨が似合います。
狭い階段を、傘をさした人々が行き交うのも風情がありました。

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by candlevoice | 2012-03-30 21:52 | 旅行 | Trackback