2012年 04月 02日
時代おくれ(2)?
それは、ジェーン・オースティンの1813年の古典『高慢と偏見』の
1996年 BBC版ドラマのDVDです。
実はこのDVD、5時間以上もあるので、一気に見るのはつらいかなぁと思い、
ずっと借りたまま放置していたんです。
でも、次のDVDが届いてしまったので、昨夜見てしまいました!
最初は、なんて退屈な・・・・・っと思いながら見ていたのですが、2時間35分
あるDISK1を見終わった時には、深夜にもかかわらず2枚目のDVDをデッキ
に入れていました。
これは、イギリスの片田舎に住む5人姉妹の次女エリザベス・ベネットと
裕福な独身男性ミスター・ダーシー、そしてそれを取り巻く人々の物語です。
初対面では、高慢なダーシーに舞踏会でのダンスを断られ、侮辱を受ける
エリザベス・・・
ダーシーはその後、聡明で美しいエリザベスに惹かれていくのですが、彼女
を黙ったまま見つめる様子は、ちょっと怖いくらいです。
ある誤解からエリザベスはダーシーをもっと嫌いになり、プロポーズも断ります。
しかしエリザベスは、彼の本当の人柄や、妹への援助を知り、自分が偏見を
持っていたことに気づきます。
エリザベスは、女性は相続できず、財産のある男と結婚するほかない時代の
娘でありながら、自分をしっかり持っていて、幸せになろうとします。
そんな彼女にふさわしい男になるために、ダーシーは変わっていくのです。
最後は二人が結ばれ、ハッピーエンドで物語は終わります。
オレ様男と聡明なヒロインが恋におち、ハッピーエンドを迎えるって、どこかで
見たことがあるような気が・・・
しかも、結婚するまでキスもしないなんて・・・・・
もしかして、韓国ドラマの原点はこの映画なんでしょうか?!(爆)
そのほかにも、イギリスの田園風景や衣装など、とても美しかったですし、
たくさん出てくる登場人物もそれぞれ丁寧に描かれている作品でした。
しかも、エリザベスの家を見ていて、思い出したものがあります。
これこそ、イギリスのマナーハウスじゃありませんか?!
以前宿泊した「ウェルネスの森 那須」みたい・・・(^^;
私には、コリン・ファース演じるダーシーが素敵とは思えませんでしたが、
美しくて強く賢いエリザベスにはとても惹かれました。
時代おくれの女になるのも良いけれど、やっぱり女子力はUPしなくちゃね!
ということで、明日からはマリリンの映画を見ながら踏み台昇降を再開しま~す。