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チャリコン?!

先週の金曜日はほぼ定時に会社を飛び出し、自宅へと車を走らせました。
というのも、財津和夫さんの2010ツアーコンサートがある日だったからです。

自宅からは自転車に乗り換え、会場へと急ぎました。
なので、チャリコンです(笑)

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新聞の折り込み広告でコンサートを知ったので、申し込んだときには既に良い
席は埋まっていたのか、1階席とはいえ、ほぼ最後列に近い場所でした。
それでも、30代~60代の方でホールは満席なのが、なんだか嬉しくて・・・

実は、チケットを取ったものの、ソロ活動になってからの曲はほとんど知らなかった
ので、最近出たアルバム「ふたりが眺めた窓の向こう」を買って予習してみたのです。
でも、なんだかいまひとつしっくりこない感じ。

私の勝手なイメージでは、ある意味枯れているところが財津さんの魅力なのに、男女
のプラトニックではない愛の歌がとても多くて、彼のストイックなイメージとは合わない
ように感じたのです。

コンサートは『Wake Up』で始まり、還暦過ぎとは思えない透明感のある歌声とその声量
に驚かされました。
とはいえ、どうしてもまず日本語をしっかり聞いてしまう私の耳は、その違和感とずっと戦い
続けていました。

それでも、バンドのメンバーが下がって財津さん一人になり、キーボードをつま弾きながら
始めた【休憩コーナー】で、『ぼくがつくった愛のうた』を弾き語るのを聞いたとき、そのすば
らしい歌声に身を任せた方が楽なんだと気がつきました。

そして、会場のみんなと発声練習した後は、チューリップ時代の懐かしい曲を披露して
くれました。
やっぱり『心の旅』や『青春の影』を一緒に歌っていると、青春時代にタイムスリップして
しまいますね。

コンサートが終わった後は、歌に合わせて叩きすぎて、赤く腫れた手でハンドルを握り、
自転車で岐路につきました。
自宅のそばでこうやって音楽や芸術に触れられるのって、とても贅沢ですよね。

9日にもお芝居に行く予定なので、ちょっと芸術三昧な今日この頃です。
by candlevoice | 2010-02-08 00:17 | 音楽 | Trackback