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葡萄という名の宝石

先日のブドウ畑に、白い模様が見えるようになりました。
葡萄の房1つ1つに、白い紙がかけられたのです。
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でも、白い紙のかかっていない葡萄もあるみたい・・・
葡萄という名の宝石_d0008157_22385717.jpg

どうしてなんでしょうか?

ぶどう園の入り口で考え込んでいると、ブドウ農家のおじさんが
ちょうどこちらにやってきました。

『すいません、写真を撮らせていただいてました。』
「どうぞどうぞ、ゆっくり見て行って下さい。」
優しそうな方だったので、いっぱい質問しちゃいました!

『このブドウの種類は何ですか?』
「高尾ですよ、大きい実になりますよ。」

『そうなんですか。よく秋になると、道端で売っていますよね。
でも、1房1房に袋をかけるのって大変じゃないですか?』
「それよりも、実を摘むほうが大変ですね~。このブドウは大きく
なるので、実があまり詰まり過ぎていると、成長したときに、実が
破れてしまうんですよ。」

『じゃあ、もしかして白い紙がかかっていない葡萄は・・・』
「実が詰まりすぎているので、このままいったら捨てるしかないね。」
『実を摘むのには、やっぱり時期があるんですか?』
「そうだね、あまり詰まりすぎると、ハサミが入らないからね~・・・」

な~んて、小学校の総合学習か、田舎のTVのリポーターみたいな
会話をしてしまいました。(笑)

でも、なにげなく食べている葡萄にも、こんなに人の手がかかって
いるのだなあと、今日は素直に感動してしまいました!
秋になったら、心しておいしくいただかなくては(^^ゞ


最近感じていること・・・
毎日ほんの何人にしか見てもらえない、こんなブログでも、自分に
とっては宝物になってきたみたい。

写真を撮ることを通じて、いろいろな人と話せたり、今まで気にとめ
なかったような小さなことに感動したり・・・
花のことにも詳しくなれたし、なんだか少しずつでも自分が成長している
気がしています。

ちょっと自画自賛しすぎ?!(笑)
by candlevoice | 2005-06-18 22:04 | | Trackback